LoLについて雑記するblog ~初心者向けから競技シーンまで~

League of Legendsのe-Sportsシーンについてのブログです

WCS2021 出場チーム紹介 LEC編

今回はLECチームの紹介です。

 

MADLIONS

TOP Armut

JG    Eyloya

MID Humanoid

ADC  Carrzy

SUP  kaiser

スペインのチームです。昨年のWCSではTier1リージョン初のplay-in敗退をしてしまったこのチーム。今年は昨年のリベンジで1位でLEC通過を果たしました。

選手紹介

TOPのArmutは昨年のWCSにSUPというトルコチームで出場していて今年からMADに移籍してきました。ナーやジェイスのようなチャンピオンを好んで使います。また、ウーコンはメタに関係なく出せる得意チャンピオンで今年はシーズン終盤まで負けがない状態でした。

JGのEyloyaは若いスペイン人選手です。読み方はアイオーヤです。LECキャスターがそう読んでいたので。コントロール系のJGを得意としていて序盤のマクロコントロールがうまく、育てたいレーンを順調に育てるイメージです。

MIDのHumanoidはDFMが対戦し勝利を収めたSplyceに所属していた選手です。チャンピオンプールの広さとハンドスキルに優れた選手でルブランの扱いは世界トップクラスです。たまにリスペクトの足りない動きでスローの原因になることもありますが今年はそんなことも無く世界でも五指に入るmidレーナーでは無いでしょうか。

ADCのCarrzyは昨年もMADに所属していた選手です。まだ19歳の若さながら競技シーンプレイヤーとしての経歴は5年近くあり、14歳の時にはEUW鯖チャレンジャーに到達しています。サポートのKaiserとも2年目になりLEC最強botとも名高いです。

SUPのKaiserも昨年からMADにいる選手です。Carrzyと2年目になり名実ともにLEC最強botとなりました。レオナやラカン、ノーチラスを得意としレーン段階から積極的に仕掛けていくプレイングが持ち味の選手です。

結果予想

LECチームでは最も完成度が高く、どのレーンからでもキャリーができることから今のメタにもピッタリと言った感じです。優勝までは行かずともいい所は狙えると思います。

 

FNATIC(FNC)

TOP Adam

JG    Bwipo

MID  Nisqy

ADC  Upset

SUP  Hylissang

LoLのみならず数々のeスポーツタイトルで結果を残す超名門チーム。ライバルチームG2にRekklesを引き抜かれるも見事勝利しました。チーム事情によりTOPからJGにスワップしたBwipoもJGとして上手くハマっています。

選手紹介

TOPのAdamは夏シーズンから初めてLECに出場した若手ながら充分な戦績を残しています。TOPオラフやダリウスのようなポケットピックも持っており未来有望な選手です。プレイスタイルは超アグレッシブでファイターを得意としています。また数年前のFNCのYouTube企画に出演しており数年越しにチームに加入することになりました。

JGのBwipoは春シーズンまでTOPを勤めていた選手です。彼と言えばカメラに抜かれる表情の豊かさでしょうか。ニコニコでプレイする姿は癒されます。TOP時代はGPを得意としておりJG転向してからもヴィエゴで1番上手くTOPチャンピオンを動かせるとインタービューで言っていました。チームの顔であり核となる選手の1人です。

MIDのNisqyは昨年までLCSのチームのC9に所属していました。NAから戻ってくる選手はパフォーマンスが不安視される傾向がありましたが杞憂に終わりました。ただしキャリーすると言うよりはチームのバランサー的な役割をする選手なのでメカニクスが優れている対面の時はどうしても不利を背負いがちです。ベイガーをポケットピックとして出すことがあります。

ADCのUpsetはいくつものチームを渡り歩いてきた選手です。選手としては申し分の無い実力の持ち主ですが如何せんチームに恵まれませんでした。Rekklesという大物選手の後継としてしっかりとパフォーマンスを発揮していました。エズリアルを特に得意としています。

SUPのHylissangはこのチームで最も重要な選手です。彼の調子がいい時はHylisickと呼ばれ不調な時はHylishitと呼ばれるミームがあるほど調子にムラがある選手です。好調な時のエンゲージ判断などは世界でもトップクラスです。しかし不調な時は1人で突っ込み死ぬ事も多くどちらにしろ彼がFNCのゲームを作り上げます。Hylisickのラカンのエンゲージは美しさすら感じます。また、彼のポケットピックであるパイクはバフの影響などでWCSで見られるかもしれません。スプリットプッシュするサポパイクを期待しましょう。

結果予想

全体的にムラが大きい選手が多くハマればとてつもない強さを発揮します。しかし下ブレした時がなかなかに酷いので特に複数試合を行うWCSではどうなる事やら予想不可能です…。

 

Rogue

TOP Odoamne

JG    inspired

MID  Larssen

ADC  Hans sama

SUP   Trymbi

昨年に続き2年連続出場のチームです。TOPにベテランのOdoamneを置きSUPに下部リーグから新人選手を起用しました。チームとしての完成度は高いのに何故か勝ちきれないことのあるチームです。

選手紹介

TOPのOdoamneはかなりのベテラン選手です。この何年かはサッカーで有名なシャルケに所属していました。長年プロとしてやっているだけありプールは広いです。しかし若手選手と比べるとどうしてもパフォーマンスに不安が残るところはあります。

JGのinspiredは昨年から安定して結果を残し続けるJGです。キャリー系のJGを好んで使います。チャンピオンプールも広く、MIDのLarssenとのコンビはLEC屈指の強さを誇ります。

MIDのLarssenはLECで最強のMIDレーナーでしょう。幅広いチャンピオンプールとそのメカニクスでレーン主導権を得てJGのinspiredと共に動くことが多い選手です。またキャリー力も抜群でアジールやオリアナなどのミッドゲーム以降に強いメイジも上手く使います。

ADCのHanssamaはベテランのADCです。長くmisfitに所属していましたが去年からRogueに移籍しました。カリスタやドレイブンなどのレーンから強気に行くチャンピオンが得意な選手です。また配信でお絵描きをすることで有名でめちゃくちゃ絵が上手いです。

SUPのTrymbiは今年からLECに来たルーキーです。レルやラカン、ノーチラスなどの仕掛けるタイプのチャンピオンを得意としています。hanssamaとも組んでからそこまで期間は経っていないものの素晴らしいコンビネーションを見せています。

結果予想

FNCとは対極的に安定したタイプの選手が多いためそこそこの順位は狙えると思っていました…。しかし先日の抽選でG2のJankosがFPXとDKと同じAGROUPに引き当ててしまいました…どこまでもG2に苦しめられるRogue…。