LoLについて雑記するblog ~初心者向けから競技シーンまで~

League of Legendsのe-Sportsシーンについてのブログです

WCS2021 チーム紹介 LPL編

今回は優勝候補リージョンLPLの紹介記事です。LPLはチームが多く全選手を追えていないのでチームごとの注目選手などを紹介する形にしていこうと思います。

 

EDwardGaming

TOP Flandre

JG    jiejie

MID  Scout

ADC  Viper

SUP  Meiko

LPLに2014年から参入している古豪。以前のWCS2017でplay-inでDFM相手に圧勝したことで覚えている方もいるのでは。

選手紹介

全員が注目選手です。TOPのFlandreはLNGで長くスタメンだったベテランでナーやジェイスなどの今大会でもメタに来そうなチャンプを得意としています。プレイスタイルはLPLならではの筋肉ムキムキTOPレーナーです。

EDGのJGと言えばclearlove7でしたがここ数年Jiejieがスタメンを張っています。Clearloveから学んだJGとしての技術は超一流です。

MIDのScoutはBAN枠が足りないと言われるほど広いチャンピオンプールを持ちレーン戦から積極的に仕掛けるLPLスタイルの中で長く一線で戦っているベテラン。特にメイジチャンピオンは世界でもトップクラスにうまいです。

ADCのViperは元GriffinのADCです。昨年はHLEに所属するもチームが弱すぎて本当に可哀想でした…。筋力自慢のLPLADCの中でもとにかくうまいADCです。プレイオフ決勝のFPX戦でのアフェリオスでのアウトプレイを見ればわかると思います。

SUPのMeikoはこれまたベテランSUP。iBoyと組んでいた頃から世界でも有数のbotコンビと言われていました。アリスター、レオナやラカンで完璧なエンゲージする所を何度も見ています。その精度は世界屈指でしょう。特にアリスターは抜きん出て上手いと思います。

結果予想

優勝候補にあげても良いと思います。世界大会経験豊富なベテランが多く大舞台でもパフォーマンスを発揮してくれそうです。

 

FunPlusPhoeniX(FPX)

TOP Nuguri

JG    Tian

MID  Doinb

ADC  LWX

SUP  Crisp

2019WCS王者の中国チームです。優勝当時とTOP以外は変わっておらず昨年王者のNuguriをDWGから連れてきたことで隙の無いチームとなりました。チームの核であるDoinbを起点としたマクロプレイは必見です。

選手紹介

これまた全員スター選手です。TOPのNuguriは昨年王者DWGのTOPでした。デビュー年からレーンが鬼のように強かったのですが積極的に行きすぎてファーストブラッドを相手にお通しする悪癖がありました。しかし昨年はそれもなくなり名実ともに世界最強TOPレーナーになりました。チャンピオンプールがとても広く特に昨年の優勝は彼のケネンでのプレイで掴み取った様なところもあります。ケネンは昨年以上によく見るピックなので楽しみです。

JGのTianは2019の優勝メンバーなのですが精神的な問題で今年はロスターを外れていました。しかし代わりのJGのBOが八百長問題で出場停止になり仕方なく出場。最初は不安の残るパフォーマンスでしたが盟友Doinbの支えなどもあり全盛期を彷彿とさせるほどにパフォーマンスが戻ってきました。リーシンとキヤナを大変得意としておりキヤナがWCSパッチでジャングル向けの調整をされていた事からも彼の得意なメタと言えるかもしれません。

MIDのDoinbはダークテクノロジーと呼ばれる独特なチャンピオンプールとミクロレベルの高さ、キャプテンシーなどを持ち合わせたMIDレーナーです。彼は自分がキャリーするようなプレイもサイドレーンへのプレッシャーによるマクロゲームも高水準で行えるスーパープレイヤーです。特にクレッドやガリオ、TFの様なサイドゲームを得意とするチャンピオンが本当に上手くFPXは彼を中心にゲームを回します。また、奥さんがめちゃくちゃ美人です。しかも愛妻家でFPX優勝時にマルファイトをスキンに選んだ理由が奥さんが最も好きなチャンピオンだからとの事です。勝利時には椅子から立ち上がり感情を爆発させたりすることもあります。私が今大会で一番好きな選手です。

ADCのLWXはとてもアグレッシブなのに死なないADCです。2019年の決勝ではBO3でまさかのノーデッドで優勝を決定しました。カイサやトリスのような派手なプレイが出来るチャンプを持たせた時のパフォーマンスはとても高いものがあります。純ADCのようなタイプの選手ながらジグスのようなメイジチャンプも今年は見せていたためプールの広さも強みでしょう。

SUPのCrispはフックチャンピオンがたいへん上手い選手です。特にスレッシュを渡した際のパフォーマンスはえげつない物があります。LWXがあれだけアグレッシブに行っても死なないのはこの選手のスキルもあってのことでしょう。

結果予想

優勝候補です。全ての選手がWCS優勝経験を持っておりメタにも彼らの得意ピックが良く出てくるため優勝も有り得るでしょう。唯一不安視されるのがJGのTianのメンタル面でしょうか。今年は泣きながらインタビューを受けるようなことも見受けられたのでTianのメンタルの安定が王座奪還に繋がるでしょう。

 

Royal Never Give up(RNG)

TOP Xiaohu

JG    Wei

MID  Cryin

ADC  GALA

SUP   Ming

これまたLPLの古豪でMSI2021優勝のチームです。怪我で引退したもののレジェンドADCのUziが所属していたことで有名なチームです。

選手紹介

TOPのXiaohuは昨年まではMIDレーナーを務めていました。長年このチームはTOPにいい選手を置けずに苦しんでおりそこでMIDにいたベテランのXiaohuをコンバートした所上手くチームにフィットした形です。元MIDレーナーという事もあり扱いの難しいTOPルシアンなども難なく使用しています。また、TOPでしか使われないナーなどのチャンピオンも上手く、チームを支えるベテランとして素晴らしい働きをしています。

JGのweiはコントロール系のJGで派手なプレイは少ないもののマップ全体を掌握したような動きを取ります。また、JGクリープをキャリーに渡しキャリーのファームを加速させると共に与えられた役割はこなすような選手です。また決定的な場面でのバロンスティールが上手いイメージがありますね。

MIDのcryinはコントロール系のメイジが得意な選手です。オリアナやTFなどを得意としています。特筆することは無いものの試合を通してレーン安定しているイメージがあります。夏シーズンは得意のmidメイジのナーフなどもあり若干逆風の吹くシーズンでした。

ADCのGALAはUziを彷彿とさせる若き天才ADCです。レーン戦、集団戦問わず完璧なポジショニングでダメージを出し続けます。MSIでのハードキャリーは本当に見ていて声が出るものでした。しかしメタが彼のようなハードキャリーADCには逆風となっており、ユーティリティが求められるADCが流行りなのが残念なところです。

SUPのMingは長きに渡ってUziを支えていた名サポートです。ここぞと言う時のスキル精度やマクロの判断は何度もチームを救っています。今年のworldsもADC放置メタになりそうな予感もするためサポのマクロ力が試されそうです。

結果予想

メタがMSIの時とは違いチームカラーと逆行しているため厳しい戦いになることが予想されます。

 

LNG e-Sports

TOP Ale

JG    Tarzan

MID  icon

ADC  Light

SUP   Iwandy

まさかのLPL下剋上でWCS出場を決めました。若手を中心としたまだまだ伸びしろのあるいま最も勢いのあるチームです。LPLは上位チームをたまに追っていただけなのでこのチームあまり詳しくないのでSNSなどの情報メインになります…。

 

選手紹介

TOPのAleは若手のTOPレーナーでこのチームでも注目されている存在のようです。リスクを恐れない積極的なプレイが持ち味のようです。

JGのTarzanは皆さんご存知、元GriffinのJGです。Griffinを抜けてからはLOLが最も上手い無職でしたが今年はLPLに行くことになりました。プロが口を揃えて言う世界一のJGです。どこが凄いとかではなくとにかく上手いです。プールも広く心配されていた試合勘も失っておらずLNG快進撃の中心となった選手です。

MIDのiconは元OMGのベテランmidレーナーです。チャンピオンプールも広くキャリー系からユーティリティ系まで広くこなす選手のようです。

ADCのlightは若手ADCで筋力自慢のLPLのADC相手でも上手くやっている未来のある選手のようです。stats見る限りアフェリオスが得意そうです

SUPのIwandyも若いSUPです。lightとのデュオで去年からの成長も見られるようでスレッシュが得意そうです。

結果予想

勢いがあるチームで、LPLチームのためplay-inは突破可能だと思います。本戦に進んでからも勢いを保てればいい所まで行けるのではないでしょうか。

 

LPLはそこまで見ていないので雑になってしまい申し訳ありません。WCS観戦の参考にして頂ければと思います。